2015年 オフィシャル ソフトボール ルール改正点。
国際ルールでうたわれている試合のスピードアップに焦点を当てた、2点が大きな改正点。
また、ユニフォームの宣伝広告についても規制が加えられた。
以下改正された項目を掲載いたします。
また、テンポラリーランナーの起用法等についての問答集を3月4日に掲載。
Temporary Runner (TR:一時的な走者)が採用された。
4−11項 テンポラリーランナー
捕手が塁上の走者となっていて二死となった時、あるいは二死後、捕手が出塁し、走者となった時、捕手の代わりにテンポラリーランナー(TR)を使用することができる。
(1)テンポラリーランナーと交代させるかどうかは、攻撃側チームの選択権である。
(2)ニ死後であれば、いかなる時点でもテンポラリーランナーを使用することができる。
(3)テンポラリーランナーとなる選手は、捕手の前の打順の者である。ただし、捕手の前の打順の者が走者となっている時は、さらに前の打順の者がテンポラリーランナーとなる。
(4)テンポラリーランナーに間違った選手が出た場合には、正しい選手と交代させる。(それに対するペナルティはない)
7−Ⅰ項 次打者
2. 次打者は次打者席内で待機しなければならない。なお、
一塁側・三塁側どちらの次打者席で待機してもよい。
6−9項 準備投球
1、準備投球は、初回と投手が交代したとき、1分間を限度として5球以内で、次回からは3球である。
初回と投手が交代したとき以外の準備投球で1分間を超えたとき、または超えそうなときは、審判員は「 残り1球 」 と制限することができる。
※攻守交代のとき、捕手の準備が遅れ、また、その間に代わりの準備投球を受ける者がいない状態で準備投球が行えず、1分間を超過しそうな時ときも、審判員は 「残り1球」と制限することができる。
7−3項 打撃姿勢
1、打者は球審が”プレイ”を指示したのち、10秒以内に打撃姿勢をとらねばならない。
2、打者は投球が始まるときは完全に両足を打者席内に置かねばならない。打者の足が線に触れてもよいが、投球前に足の一部を打者席の線の外側に出してはならない。
3、打者は、試合中いかなるときも、故意に打者席のラインを消してはならない。
4、打者は、投球間にサインの確認や素振りをするとき、打者席内に片足を置いておかなければならない。
例外
1、打者が投球を打った時。
2、スイングおよびスイングを試みたとき。
3、投球を避けるとき
4、ワイルドピッチよパスボールがあったとき。
5、本塁上でプレイがおこなわれたとき。
6、タイムが宣告されたとき。
7、投手がピッチャーサークルを離れたとき。または捕手が捕手席をはなれたとき。
3−8項 ユニフォーム及びヘルメットの宣伝広告表示
ユニフォーム及びヘルメットには、宣伝広告(企業名・商品等)に類するロゴマークを表示することができる。ただし、その表示方法は次のとおりとする。
(1)ユニフォームに表示できる場所は
左袖の一箇所に限定し、その大きさは「縦50mmX横120mm」を
超えないものとする。
(2)表示するロゴマークは全員が同じでなければならず、全員のユニフォームに表示しなければならな
い。
(3)
ヘルメットに表示できる場所は左右どちらか一箇所とし、すべてのヘルメットの同一箇所に表示する。大きさは「縦50mmX横120mm」を超えないものとする。
(4)広告表示は危険性の無いように表示し、容易に欠落するような簡素な表示方法を避けること。光を反射させる素材や、ボールをかたどったり、またはボールを連想させるようなデザイン、あるいは公序良俗に反するものであってはならない。
(5)表示されたロゴマークが不適切であると日本協会が判断した場合は、チームに対して広告表示を停止させることができる。
(6)チーム名、ユニフォーム・ヘルメットの製造メーカー名・ロゴマークについては、(1)〜(5)の規定は適用しない。