日本車や欧米車のリコールは頻繁に発表されるが、低価格で市場拡大している
中国車などのリコール情報はきわめて少ない。
報道されないのかそれともリコール自体が無いのでしょうか?
まさか、三菱みたいな事で0なんて事があり得るかも!
韓国最大の自動車メーカー、ヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)の
株価が27日、ソウル市場で一時16日以来の大幅安となった。
ステアリングの不具合のため、米国でセダンの「ソナタ」約13万9500台のリ
コールを発表したことが嫌気された。
リコールの対象となるのは2009年12月11日から10年9月10日に製造された
ソナタ。現代自は26日、電子メールを通じ発表した資料で、米国部門のヒュン
ダイモーター・アメリカが自主的なリコールを始めていることをNHTSAに
通知したことを明らかにした。ステアリングの不具合により、操縦能力の喪失
・低下につながる恐れもあるという。
国家品質監督検査検疫総局は2日、2004年公布の「欠陥自動車リコール管理規定」を基礎にした修正案を公表した。中国網日本語版(チャイナネット)が伝えた。
修正案では、中国産および輸入車のすべてが当条例を遵守することが規定され、新規定は処罰面がさらに厳しくなっており、自動車の欠陥をメーカー側が故意に隠していた場合、あるいはメーカーが主管部門の命じるリコール等の各種対策を怠った場合、刑事責任として追及されることが定められた。
■輸入自動車もリコール監督管理の範疇(はんちゅう)へ
意見募集稿の規定によると、中国国内で生産、輸入、販売される自動車製品のリコールおよびその監督管理が条例の適用範囲に組み入れられた。本条例で述べる生産者とは、中国国内で登録された、自動車の製造、組み立てを行い、その名義で製品合格証を交付する企業、および製造、組み立てた自動車が中国国内市場で販売されている海外の企業を指す。自動車の輸入業者あるいは海外メーカーの中国国内代理店も生産者と見なされ、中国市場で販売する海外の企業も、国内の企業と同様に監督管理の対象とされることとなった。
■リコールを命じられた製品は輸入ストップ
意見募集稿によると、生産者が自動車に欠陥があると確認した場合、あるいは主管部門からリコールを命じられた場合、直ちに欠陥のある自動車の生産、販売、輸入を停止し、販売業者に販売の停止をさせ、顧客に製品の欠陥、リスク、安全に使用するための提案および予防対策を知らせなければならない。注目すべきこととして、リコールを命じられた欠陥自動車に対し、国家認証認可監督管理部門は認証機関に認証の一時停止、あるいは自動車製品の強制性認証証書を取り消すよう命じなければならないことが記されている。また、税関も輸入の通関手続きをストップしなければならない。
■リコール拒否罰金最高額は製品価格の50%
従来のリコール規定を見てみると、かつて自動車メーカーおよび経営者がリコール義務を履行しなかった場合、主管部門による警告およびリコールの再要請がある程度で、その罰金額も最高3万元(約40万円)でしかなかった。専門家は、このような処罰では自動車メーカーの脅威にはなりえないと主張。新条例ではより厳しい態度を向けており、製品に欠陥があるがリコールに応じない生産メーカーおよびその経営者に厳しい処罰が科されることになる。(編集担当:米原裕子)