国頭村への不信感募らせ帰郷。 どうやら、休診は本当だったらしい。
国頭村 宮城 馨さんは何をしているのでしょうか?
私だったら、むん〜まさか、意図的なんて思ってしまうかも?
医師を必要として血眼になっている自治体は山ほどあるというのにね、
65才とはいえ優秀な人材を簡単に手放すとは。
失礼ですが、馬鹿ですねとしか言いようが無い!
中路医師が4月に現地入りした。診療所は箱しか無かった為、話し合いの中で診療に
最低限必要なレントゲン撮影装置、心電計、血球計算機などの診療機器設置が約束された。
しかしながら国頭村側は(宮城馨村長)なかなか設置しなかった。
設置が遅れている事に対する村の説明は、虚言も交え二転三転したようです。
(詳細は不明だが、発注していなかった模様)
中路医師は取り扱いの習熟も必要と説明を重ね、ようやく2ヶ月もたった開所式直前に「ばたばた」
と設置されたようだ。
しかしその機器は購入、リース契約された物ではなく、業者が展示に貸し出す、例の「デモ器」
が設置された??
加えて、肝心の雇用契約について宮城馨村長を交えた再三の話し合いを持ったのにも関わらず、
5月になっても雇用契約は結ばれ無かった。
国頭村は6月に行われた開所式において、中路医師の再三の雇用契約要求に対して異例の一時的な
委嘱状をもって対応した。
開院式をへて、中路医師の診療が開始されて後もなお、雇用契約は結ばれなかった。
中路医師は診療を開始してもなお、雇用関係が結ばれない事から信頼関係は結べないと判断し、
帰郷を決断したようだ。
雇用契約が交わされていないのだからだ帰郷しても当然といえば当然だ、なお給与や赴任手当など
も一切支払われていない。
ただ、中路医師の地域医療に対する真摯な姿勢は変わらない。。しかし異様とも思える国頭村の
対応に対する不信感をぬぐい去るには相当の時間がかかりそうです。
(沖縄タイムス 記事)
1日に開所した国頭村立東部へき地診療所の中路(なかじ)丈夫医師(65)が、
村との雇用契約が結ばれていないことを理由に実家のある熊本県に帰省し、診療所
に医師不在の状態が続いていることが9日、分かった。中路医師は1日から診療を
開始したが、5日に帰省。
中路医師は取材に対し、「再三にわたり要求していた雇用契約が結ばれず、身分が
保障されない状態が続いた。村への不信感がある」と述べた。
【国頭】1日に開所した国頭村立東部へき地診療所の中路(なかじ)丈夫医師(65)が、村との雇用契約が結ばれていないことを理由に実家のある熊本県に帰省し、診療所に医師不在の状態が続いていることが9日、分かった。中路医師は1日から診療を開始したが、5日に帰省。医師は取材に対し、「再三にわたり要求していた雇用契約が結ばれず、身分が保障されない状態が続いた。村への不信感がある」と述べた。
9日開かれた村議会6月定例会で、議員の質問に対し、宮城馨村長が10日に熊本へ行き、同医師と会うことを明らかにしたが、問題の経緯について具体的な説明はなかった。
宮城村長は取材に対し、「対応の遅れがあり、調整不足だった。診療所に戻ってもらえるよう誠意をもって話し合いたい」と述べた。村側は村営診療所の開設に向けて十分なノウハウがなく、設備の遅れなどがあったとしている。
中路医師は、診療所に戻る可能性について「村とやっていけるかどうかは分からないが、地域住民に申し訳なく、結論は出しかねている」と話した。
村は県立安田診療所の休止後、村営による再開を目指し医師探しを続けていたが、中路医師の着任が決まり、今月から3年2カ月ぶりに診療を再開していた。